ロート製薬×アグリ・ファーム事業

やえやまから、食の未来を変えていく。 ロートが考える、新しい畜産のカタチ。

やえやまファーム牧場長ようへいさん

ふだんの仕事の内容を教えてください

石垣島で循環型農業を行っており、私は畜産の牧場長をしています。ロートは、薬に頼らない健康な身体づくりを目指すため、その元となる食を一次産業から見直す取組みを行っているんです。豚の糞尿を活用して牧草を育て、その牧草を牛が食べる、牛の糞尿はパイナップル畑の肥料になり、さらにパイナップルの搾りかすを豚の飼料に。こうして資源を循環させることで、環境にもやさしい食をつくることが仕事です。

仕事のなかでハートが動く瞬間は?

お客様から「こんなにおいしいお肉は食べたことがない」とか「応援しています」と声をいただくととても嬉しいです。実は牛のエサにも拘っていて、石垣の代表的な工場の副産物(廃棄物)をエサに混ぜて与えているのですが、泡盛の蒸留粕を発酵飼料にして牛に与えると、牛のげっぷに含まれるメタンガスが半減したという驚きの結果も出ています。石垣の産業課題に貢献しつつ、環境保全にも取り組めるのは私の働き甲斐です。

お客様に届けたいハートはなんですか?

食を通して「未来の健康づくり」を届けたいです。私たちが目指す畜産は地球の環境保全に繋がっていますし、パイナップルは日本で唯一の有機栽培。それらをたくさん食べてもらうことで、おいしくて健康的で環境にもやさしい、世の中自体が健康になる、そんな未来をつくりたいのです。

明⽇の世界をどんなふうに
変えていきたいですか?

「E畜産」(Ethical, Ecological, Economic, Emotional, Environment,イイネ!)という考え方を広めていきたいですね。今は、和牛=おいしいというイメージですが、環境にやさしくて且つおいしいという価値が当たり前になってくれば、世界中の畜産が変わり始めるのでは、と夢をもっています。10年後20年後に振り返ったとき、「やえやまファーム発の畜産モデルが、世界の食を変えた」と言われるような未来をつくっていきたいです。

やえやまファーム牧場長 ようへいさん

私のハートを動かすキーワード

E畜産、和協努力、熱量

ロートは、ハートだ。