
SCM職(サプライチェーンマネジメント)
数字から、
事業の、企業の、未来をつくる。
だぁさん
2009年新卒入社 経理財務部
Q 入社のきっかけは何ですか?
15年経った今でも、入社してよかったと思える。
私が就職活動をしていた頃、ロート製薬の採用試験は面接3回、グループディスカッションが1回。社員の方と接する機会が他の企業より多いと感じました。中でも印象に残ったのは、一緒に働きたいと思える先輩がたくさんいたこと。いつもイキイキとした表情で仕事を語り、感じたことをフラットに話し合う雰囲気をつくってくださる方ばかりでした。今も当時の印象は、変わらないまま。ロートを選んだのは間違っていなかったと、思うことができます。

Q 今どんな仕事をしていますか?
単なる数字に、企業の現状も未来も表れる。
経理財務の中でも原価グループに所属し、製品原価の計算やブランド別の損益算出、売上分析などを行っています。ロートにおける経理財務のやりがいは、経営企画の領域まで踏み込んだ仕事ができることではないでしょうか。ただ売上や原価の数字を管理するだけではなく、数字の変動の原因を考えたり、目標とする数字を達成するための方針を考えてみたり。経理財務が日々見る数字は、ただの数字ではありません。数字には事業の現状が表れるし、それを基に事業の将来をつくるもの。経理財務は、数字を使って様々なことができるのだと思います。
Q あなたにとって誇れる一歩は?
役割を脱し、全体を意識して初めて、企業の成果に貢献できる。
数年前、ロートのグループ全体で経営・業務改革を行うタイミングがありました。私はグループ会社へ出向し、そこの改革主担当者となったのです。グループとはいえ、外部から出向してきた身。事業や働く人の未来を左右することもあったので、「何も知らないやつが」と思われないよう、その企業のことを知り深く関われるよう努めた経験があります。出向経験を経て学んだのは、自分に与えられた仕事だけを見ていては大きな成果につながらないことです。自分の役割にとどまらず、自分の仕事はどこの部署と連携するのか、企業全体としてどうなっていくべきか。常に俯瞰することで、全体へ貢献できることを感じました。出向期間を終えて経理財務に戻ってからも、俯瞰する姿勢は大切にしています。受身の姿勢で、ただ間違いのない決算をしているだけじゃ足りない。経理財務は、ロート全体の経営に影響を与える仕事なのだと自負しています。 最初は雑談程度の気持ちだったのですが、先輩たちは「それいいじゃん!知りたいね!」と後押ししてくれて、大学との共同研究プロジェクトが立ち上がることに。外部機関との協業で、疑問の解明に乗り出しました。

Q これから踏み出したい一歩は?①
未来の経営を支える経理財務へ。
経営に携わる経理財務として成果をあげるために今後取り組みたいのは、決算数字を予測するための取り組みです。変化が激しい現代で、決算後全ての数字が確定してから経営判断するのでは遅い。ある程度先を予測し、早めの、そしてより正確な経営判断が行えるように環境を整えたいと考えています。具体的には、部門ごと個別で管理していた売上や予算、原価などの数字について、部門を越えて管理・把握できるようにします。部門を越えて連携し、現状確認と課題解決を行うことで、予測や指標設定も可能になるかもしれないと期待しています。
Q これから踏み出したい一歩は?②
事業と企業の課題解決にもチャレンジ。
将来的には、新規事業やロートの子会社などに携わる仕事がしたいと考えています。新しい事業や規模の小さな会社は、何かしら事業課題や経営課題を抱えているところがほとんど。これまで培ってきた知見で、課題解決ができたらいいなと思います。正直に言えば、課題がたくさんある仕事ほど面白いと思う。もちろんそこには失敗できないプレッシャーもありますが、その分大きな達成感や影響力を感じることができるでしょう。数字から、事業と企業の未来をつくる私になっていきたいです。

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